生活の中での神様

正月

1月1日を元日、元日の朝を元旦といいます。
かつては夏の盆と対応して、半年ごとに先祖を祀る行事でした。しかし、盆は仏教行事と習合した先祖供養の行事となり、対する正月は「年神」様を迎えて五穀豊穣と一族の繁栄、家族の健康を祈願する「神祭り」として位置付けられるようになりました。
「年神」様とは「正月」様とも呼ばれ、昔は亡くなった人の魂が「山の神」となると考えられておりました。この神様は、春には豊作をもたらす「田の神」になり、秋には「山の神」になったのです。その「山の神」は、正月には「年神」様となり、子孫のもとを訪れて豊作と子孫の繁栄を守ってくれると信じられていましたので、人々は、家の中をきれいにして、餅や料理を用意し、その年神様を迎えたのです。

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