日 時:6月17日(火)
    神事午前10時半〜11半頃
場 所:率川神社
住 所:奈良市本子守(ほんこもり)町18
交 通:近鉄・JR奈良駅から
    徒歩8〜10分


率川神社はかなり古くからあり、大神神社の摂社です。
平城遷都より以前から鎮座されていたようで、推古天皇のころ大三輪君白堤(おおみわもみしらつつみ)が勅命によってお祭りしたと伝えられています。左殿には狭井大神(大神神社の大物主大神、出雲大社の大国主神と同じ神様)、右殿には、お母様の玉櫛姫命がお祀りされていて、中殿には媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)が祀られています。左右から子守するように祭られていることから、別名子守明神とも呼ばれ、古来より安産・育児の神として信仰をあつめている神社です。

三枝祭は、毎年6月17日に行われる、別名「ゆりまつり」としてその名を広く知られる優美なお祭です。このお祭は、祭神で神武天皇の皇后となった五十鈴姫命が住んでいた三輪山麓の狭井川ほとりを訪れた神武天皇が、お供の乙女達と一緒にササユリを摘んでいる美しい姫、五十鈴姫命に心打たれて、皇后に迎えいれたという伝説にちなんだ行事です。
午前中に古式にのっとって、神官が黒酒(くろき)、白酒(しらき)を酒樽に盛り、ササユリの花とともに神殿に奉納します。その後、4人の巫女がユリの花を手に舞を奉納し、祭典のあと無病息災の霊力があるとされるユリが参拝者に授けられます。午後からは、七媛女(ななおとめ)や稚児(ちご)の行列があります。16日は宵宮祭、18日は後宴祭。


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