日 時:中秋の名月
    午後6時〜
場 所:采女神社
住 所:奈良市橋本町
交 通:近鉄・JR奈良駅から
    徒歩5〜10分


「采女神社」は、春日大社の境内末社で、悲恋の采女(うねめ)と、衣掛柳(きぬかけやなぎ)の伝説があります。
奈良時代、天皇の寵愛が薄れたことを嘆いた采女(女官)が、猿沢の池に身をなげました。この霊をなぐさめる為、祀られたのが采女神社の起こりとされます。そのとき衣を掛けた柳を、衣掛柳と呼んでいます。また采女神社は、入水した池を見るのは忍びないと、一夜のうちに、御殿が池に背を向け、鳥居からも背を向けたとされる珍しい神社です。

毎年、中秋の名月の日に、采女の霊をなぐさめるために、「采女祭」(うねめまつり)が、行われます。
午後5時より、秋の七草で飾った花扇を引いた稚児行列や、舞装束の花扇使いなどの行列があり、午後6時から、神事、花扇が奉納されます。
午後7時から管弦船の儀が行われ、南都楽所(なんとがくそ)が雅楽を奏でながら2隻の管弦船が、猿沢池を2周回った後、池の中心で花扇を水面に浮かべます。

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