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神酒(みき、しんしゅ)とは、神道において神に供える酒(通常は日本酒)で、神饌には欠かせないものです。「みき」という言葉は「酒」に「御」(み)をつけたもので、酒の美称ですが、通常はさらに「御」をつけて「おみき」といい、古文献では神酒のことを「みわ」と称しているものもあります。

それと同じく「みわ」と読む大神神社(三輪明神)は酒造の神といわれています。 また、祭礼においては、祭る側の参加者も神酒を頂くことが多いですが、これは、他の神饌(しんせん)と同様、神と同じものを飲食するという意味のほかに、酒に酔うことで非日常の境地に至り、神との交流を深めるという意味があります。かつて、神酒は神社もしくは氏子が自家醸造していたが、現在は酒税法の規制があるため、清酒の醸造(じょうぞう)免許や、税務署からのどぶろくの醸造許可を得ている神社も存在します。

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