由緒

「八坂神社由緒略記」によれば斉明天皇2年(656年)高麗より来朝せる調進副使の伊利之使主が新羅国牛頭山にます素戔鳴尊を山城国愛宕郡八坂郷に祀り、八坂造の姓を賜ったのに始まる。伊利之来朝の事又素戔鳴尊が御子五十猛神と共に新羅国に降り曽戸茂梨(楽浪郡牛頭山)に降りられた事は日本書記に記す所であり、新撰姓氏緑に八坂造は狛国人万留川麻乃意利佐の子孫なりとある記録と考え合せて、ほぼ妥当な創祀と見てよい。
尚この八坂の地は、華頂山の麓帯は今も清水寺、双林、長楽、安養、知恩院等あり、当時霊地として信仰の対象であった事を思えば当社創祀は斉明期以前をも想定し得る。



摂末社

摂社としては、疾疫祓除の神として蘇民将来を祀る「疫神社」。 大神の荒魂を祀る「悪王子社」。 天照大御神と誓約されたときの大神の御気を祀る「冠者殿社」の3社がある。末社としては事代主神を祀り社殿が重要文化財指定になっている、北向蛭子社。天照大神を祀る大神宮など含め25社がある。

 
疫神社   悪王子社


年中行事


一月一日 白朮祭
一月三日 元始祭、能「翁」奉納 かるた始式
一月七日 若菜祭
一月九日 蛭子社祭 (宵蛭子)
一月十日 蛭子社祭 (本蛭子)
一月第二月曜日 成人祭
一月一九日 疫神社祭
二月二〜三日 節分祭
三月十七日 祈年祭
三月春分 春分祭、祖霊社祭
五月二日 茶壺献上奉告祭
六月十四日 神楽奉納
六月十五日 例祭 、献詠披講式
六月三十日 大祓式
六月三十日 神剣渡御祭(でんでん祭)大祓式
七月一〜三十一日 祇園祭
八月七日 七夕祭
九月二十三日 秋分祭、祖霊社祭
十月十七日 新嘗祭
十一月一〜三十一日 七五三詣
十一月三日 明治祭、舞楽奉納
十一月二十三日 新嘗祭
十二月二十一日 煤払
十二月二十三日 天長祭
十二月二十八日 鑽火式
十二月三十一日 大祓式、除夜祭、 今宮戎神社鯛奉納
毎月一日・十五日 月次祭



御祭神
  • 素盞嗚尊すさのをのみこと(中間)
  • 櫛稲田姫命ふるのみたまのおおかみ(東間)
  • 八柱御子神やはしらのみこがみ(西間)


アクセス
  • 京都市東山区祇園町北側625
  • TEL : 075-561-6155 FAX :
  • 京阪四条駅歩3分

前のページへ戻る
神奈我良HOMEへ戻る

神奈我良HOME | 神奈我良について | 大和皇神殿について |  |  |  |  |

Copyright(C) 2006 Kamunagara All rights reserved.
AND OR