武甕雷命(たけみかづちのみこと)
■ 出生地
高天地
■ 古事記
建御雷之男神・建御雷神
■ 日本書紀
武甕槌、武甕雷男神
■ 御利益
和外交の神・弓矢の神・勝運・戦勝
武運長久祈願・心願成就
■ 主要神社
・鹿島神宮(茨城県)
・香取神宮(千葉県)
・塩釜神社(宮城県)
・春日大社(奈良県)
・吉田神社(京都府)
・全国の鹿児島神社、春日神社
武甕雷命について
イザナギがカグツチの首を切り落としたときに、十拳剣の根元についた血が岩に飛び散って生まれた三柱の神の一人。神話「国譲り」によれば、葦原中国(高天原と黄泉の国の中間にあるとされる世界、転じて日本の国土の異称)を統治するのは天津神(天照大神の子孫)であると主張し葦原中国に神を使わした。そこで、
天鳥船
アメノトリフネ
とともに葦原中国の出雲国伊那佐の小濱に降り立った武甕雷命は十拳剣を立て、その先にあぐらを書いて座り、大国主に国譲りを迫った。大国主はこの国における事は
事代主神
コトシロヌシ
に任せていると答えた。そこで武甕雷命は
天鳥船
アメノトリフネ
を使い
事代主神
コトシロヌシ
を連れ戻し国譲りを納得させる。このことに納得しなかったので大国主の息子の
建御名方神
タケミナカタ
である。両方意見を譲らないまま戦いへ発展するが圧倒的な強さで武甕雷命は
建御名方神
タケミナカタ
を服従させ、芦原中国平定をさせ高天原に戻った。としている。
武甕雷命(たけみかづち)の「みかづち」は雷のことであり、雷神は剣の神でもある。元々は土着の神であり会場交通の神として信仰されていた。大和王権の東国進出の際に鹿児島が重要な地になってきたので武甕雷命が大和王権にとって重要な神とされることになった。
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