皆さんは神様と聞いて明確にイメージできるでしょうか。一言で神様といってもわからないものですね。言葉による神様の定義は以下のようになっています。
人間を超えた存在で、人間に対し禍福や賞罰を与え、信仰・崇拝の対象となるもの
宗教・習俗において、信仰・崇拝・儀礼・神話・教義などの中心となる位格・存在。日本の神道や民俗の祭りでまつられる対象、またはユダヤ教・キリスト教・イスラム教などの超越的絶対者。仏教では、仏や菩薩の権現・守護者などとされ、仏とは区別される。
皆さんがご存知のように、神というのは宗派によって違うのが一般的です。
「日本での神は神道の神を指す」
現在、日本には沢山の宗教が混在していますが、古来日本で神という言葉は神道の神を指し示してました。16世紀にキリスト教が日本に伝来したとき、キリスト教の信仰対象は「デウス」「天主」と呼ばれ神道の神とは別に扱われていました。
「日本は神は沢山存在する」
私達が神様と聞いて、明確なイメージが浮かばないのは神道が多神教だからだと考えられます。神道の神は「八百万の神」と呼ばれており神道が多神教であることをあらわしています。多神教に対してただ唯一の神を祀る一神教がありユダヤ教、キリスト教、イスラム教などがあげられます。
「自然物が神様になる場合もある」
私達が一般的に想像する神様は人の形をしたものですが、自然物(火、雨、雷、風、水)などを神として崇めることもあります。これはアニミズムといわれ自然物や自然現象にアニマ(精霊、霊魂)が宿っているという考え方です。この考え方は神道の根本として残っています。
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