天照大神(あまてらすおおみかみ)

 
■ 出生地
  高天地
■ 古事記
  天照大御神・天照大御神
■ 日本書紀
  天照大御神・天照大御神・日神
■ 御利益
  国土安泰、開運、福徳、勝運
■ 主要神社
 ・伊勢神宮(三重県伊勢市)
 ・熱田神宮(愛知県名古屋市)
 ・元伊勢皇大神社(京都府大江町)
 ・檜原神社(奈良県櫻井市)
 ・広田神社(兵庫県西宮市)
 ・芝大神宮(東京都港区)
 ・四柱神社(長野県松本市)
 ・六所神社(愛知県岡崎市)
 ・今宮神社(大阪府大阪市)
 ・各地の皇太神社・神明社など。


天照大神について

 最初の夫婦神であるイザナギが黄泉の国より生還し、穢れをみそぎによって落とした時、左目から産み落とされた神で八百万の神々の中でもトップに位置する太陽の神。このとき右目から生まれた「月讀神」、鼻から生まれた「素盞嗚尊」とで三貴子と呼ばれる。古事記によれば、イザナギに海原を支配せよと命じられたスサノオであったが根の国(黄泉の国)へ行きたいと泣き叫び、天地に多大な被害を与えた。 そのことによって国を追放された素盞嗚尊は天照大神に言って根の国へ行こうと思い、天照大神がいる高天原に登る。このとき、天照大神は素盞嗚尊が高天原を奪いに来たと警戒し、武装して出迎えてしまう。素盞嗚尊は疑いを解くために誓約によって身の潔白を証明した素盞嗚尊は高天原に居座ることになるが、田を荒らし、御殿に糞を撒き散らすなどの乱暴を働くようになる。天照大神が機屋で神に奉げる衣を織っているとき、素盞嗚尊は機屋の屋根から馬を投げ入れた。作業をsていた織女は驚きのあまり、梭を陰部に刺して死んでしまった。それを知った天照大神の怒りは頂点に達し、天の岩戸に篭ってしまう。その瞬間から世界は闇に覆われ災いが引き起こるようになる。これは有名な「天岩戸隠れ」といわれる神話であるが、古代の人々は冬至とイメージを重ねていたようで日照時間の低下により起こる生命の衰弱、疫病の流行、飢饉のことを表現している。「天岩戸隠れ」には農耕儀式が反映されており、天照大神は大地母神的な豊穣性をもつ女神と言える。

 
 
 
 



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